入力補完って何?

※プログラミングやHTMLタグ編集をしない人にはあまり関係ありません。

 長い単語を入力するのが面倒なとき、途中まで入力してCtrl + Space(カスタマイズ可)で、残りの部分を先読み表示して、候補から選んで入力するという機能です。真魚の補完は簡易なもので、あまり賢くはありません。プログラミングやHTMLタグなどのキーワード補完を意図していますので、半角アルファベットなど一部の文字からなる単語のみ対応します。日本語での補完はテキストサービスの仕事とかぶりますから対応しません。

どうやって先読みするのか?

 先読みを行うためには、入力されるであろう単語をあらかじめ知っておく必要があります。真魚は、補完のための辞書を同時に二つ使います。一つは、編集中の文書で使われている単語をリストアップした動的辞書です。白紙のテキストに書き込もうとしても動的辞書は空っぽですが、単語を含む文書に加筆しようとすると、既に書かれている単語が候補として表示されます。もう一つは、拡張子ごとにあらかじめ用意した静的辞書です。辞書フォルダにいくつかサンプルの静的辞書がありますから、必要に応じて辞書の追加、修正を行ってください。

辞書の準備

 静的辞書は、\本体のある場所\ext\対応拡張子.txtとして、単語と改行の繰り返しで構成されます。編集中のファイルに対応する拡張子を定義した辞書が、最優先で使用されます。*.htmlを編集中であれば、html.txtが存在するか確認し、存在すればこれを静的辞書として使用します。存在しなかった場合、現在の色分けに設定された他の拡張子について、設定ダイアログでの左から順番に、ファイルの存在を確認します。未保存で拡張子がない状態でも、色分けを変えることで静的辞書を選択できます。*.htmlと、*.htmで別の辞書を使いたい場合は、それぞれhtml.txtとhtm.txtを用意します。

補完に使える文字

 1文字目はアルファベットとアンダーバー、2文字目は加えて数字と、静的辞書に半角マイナスが含まれていればそれも補完対象文字と見なします。補完対象文字は、動的辞書の生成や、補完表示中のキー入力、確定時の置換に影響します。