スクリプトについて

※ある程度勉強しないと使えません。

 Windows Script Host(WSH)をソフトウェア内部で利用しています。あらかじめ記述されたスクリプト言語で真魚を操作することができます。スクリプトファイルは、文字コードを自動判別して読み込みますが、指定しての読み込みは出来ないので、文字化けさせないためにはユニコードで保存してください。

利用可能言語

 JScript(*.js)とVBScript(*.vbs)で動作確認しています。Python(*.pys)、ActiveScriptRuby(*.rb)、PerlScript(*.pls)は、それぞれインストールされている場合のみ使用出来ますが、それぞれの言語仕様上、トップレベルオブジェクトへのアクセスが制限されるか、まったく使えない場合があります。

トップレベルオブジェクト

以下のトップレベルオブジェクトを利用し、真魚の機能にアクセス出来ます。

Manaのメソッド

AlertDialog
OKボタンのみのダイアログボックスを表示
ConfirmDialog
OKとキャンセルボタンのダイアログボックスを表示
InputDialog
入力エリアのあるダイアログボックスを表示
GetExeName
実行ファイルのフルパス取得
NewEditor
ドキュメントを新規作成し、アクティブにする

Manaのプロパティ

ExeName
メソッドGetExeNameのプロパティ版

EditorおよびSubEditorのメソッド

GetFileName
ドキュメントのフルパス取得
Undo
「元に戻す」の実行
Redo
「やり直し」の実行
Cut
「切り取り」の実行
Copy
「コピー」の実行
Paste
「貼り付け」の実行
SelectAll
「すべて選択」を実行
GetText
ドキュメントの全体を取得
SetText
ドキュメントの全体を設定
GetSelText
選択中の文字列を取得
SetSelText
カーソル位置に文字列を挿入
選択状態なら選択中の文字列と置き換える
GetSelStart
選択状態なら選択開始位置を取得
非選択状態ならキャレット位置を取得
SetSelStart
キャレット位置を設定
非選択状態になる
GetSelLength
選択文字数を取得
SetSelLength
キャレット位置から指定文字数選択

EditorおよびSubEditorのプロパティ

FileName
メソッドGetFileNameのプロパティ版
Text
メソッドGetTextとSetTextのプロパティ版
SelText
メソッドGetSelTextとSetSelTextのプロパティ版
SelStart
メソッドGetSelStartとSetSelStartのプロパティ版
SelLength
メソッドGetSelLengthとSetSelLengthのプロパティ版

参考サイト

Windows Scripit ホーム(JScriptとVBScript)
http://www.asia.microsoft.com/japan/developer/scripting/
Python Japan User's Group
http://www.python.jp/
ActiveScriptRuby
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9251/
PerlScript
http://www.activestate.com/